世紀の一戦「猪木vsアリ」

魂のコーチング

2009年02月08日 16:45

伝説の名勝負、世紀の異種格闘技戦「アントニオ猪木 VS モハメド・アリ」。

昨日、テレビ朝日開局50周年でこの名勝負が放送された。

「アントニオ猪木 VS モハメド・アリ」この戦いが行われたのが1976年6月26日。

私が6歳の時なので、この試合を見た記憶はない。
なので、この伝説の戦いが放送されると知った時から、この日を楽しみにしていた。

この世紀の一戦は、アリのビッグマウスから始まる。

デビュー以来負けなし。19度の世界タイトルの防衛を果たしたアリが「東洋人でこの私と戦う奴はいないのか!」と。

当時、新日本プロレスを旗揚げし3年のアントニオ猪木が立ち上がる。
「アリと戦う!」と。

猪木のこの一戦までの道のりは遠く、数々の困難が襲う。
600万ドル(当時の日本円で20億円)のアリからのファイトマネーの要求。
タックル、チョップ、肘打ち、頭部へのキック、立ってのキック、投げ技、関節技とプロレス技のほぼすべて禁止のルール(しかも、このことは非公開)。

猪木は、「アリと戦う!」この強烈なまでの信念で、すべてを受け入れ世紀の一戦を実現。

ルールでプロレスラー猪木の手足が縛られた状態で、試合開始のゴングが鳴る。

猪木の格闘家としての本能で、アリにスライディングキックを放つ。



最終15ラウンドまで、すべてこの展開。

試合結果は引き分け。

ルールを知らされていない世間からは「世紀の凡戦」と評される。

猪木の放ったキックは64発。
アリの放ったパンチは5発。

アリは左足が血栓症となり、予定されていた9月の世界タイル戦をキャンセル。
猪木は右足甲のはく離骨折。

壮絶な戦いだった。

後にルールが明らかにされ、この一戦の評価も「世紀の名勝負」変わる。

アントニオ猪木。

信念の人です。

これはアントニオ猪木さんの有名な詩です。




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