どうしたらできるのか?

魂のコーチング

2011年01月18日 16:31

「人生におけるミッションというものは、つくるものではなく発見するものである」(V・E・フランクル)


“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。



「何でできないのか」

「どうしたらできるのか」



何気ない2つの質問ですが、
この質問である社長の悩みが喜びに変わりました。



この2つの質問の違いはなんでしょうか?



例えば、仕事でミスが多い部下がいるとします。

上司は何回も注意します。


でも、なかなか改善しない。


上司は次第に頭を抱え、こう考えます。


「何でできないのか」と。



上司は指導しているのに、
それを理解し、実行しない部下に苛立ちを感じ、
次第に怒りにも似た感情を持ちます。


また、その部下を「ダメなやつ」と思うことさえあります。


以前の私がそうでした。


これだと、部下も苦しいのですが、上司も苦しい。


部下を責め、場合によっては、上司である自分自身の指導方法までも責めます。

否定的な感情が、頭の中でぐるぐる渦巻きます。

負のスパイラル状態です。



一方、「どうしたら、できるのか」と考えると、
当然ですが、できるための理由を考えます。


前提として、「部下はできる」という立場で考えるようになります。


上司としても、これまでの指導方法だけでなく、
その部下に合った指導方法を考えるようになります。


上司として発想が広がる。
幅ができる。

考えることが楽しくなる。


例えば「松下幸之助さんだったら、どう指導するのか?」と
考えててみるのも面白い。


部下にその指導方法を試したくなる。


場合によっては、部下のいいところを承認したり、
褒めることから始めるかもしれない。



この2つの質問、こういう見方もできます。



「何でできないのか」   → 「マイナス思考」


「どうしたらできるのか」 → 「プラス思考」



「ミスが多い部下」がいるという事実は一つです。

その事実をどう考えるか。

同じことを考えるなら、プラス思考で楽しい方がいい。




これは、部下指導に限らず、自分自身のことや、
家族や人間関係全般のコミュニケーションにも当てはまります。


マイナス思考になりそうな時にプラス思考の「どうしたらできるのか」です。




ブログを読んでいただきありがとうございます!
皆さまに、すべての良きことが雪崩のように起きます!!




“魂のコーチング”福岡のコーチングセミナー講師
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