4つの幸せ、働くこと

魂のコーチング

2008年11月05日 23:59

今週のカンブリア宮殿は障がい者雇用を行う日本理化学工業株式会社の大山泰弘会長が出演していました。社員74名のうち54名が知的障がい者です。



障がい者雇用の始まりは50年前。
養護学校の先生が飛び込みで同社を訪問。
卒業する生徒の就職を検討してほしいと依頼を受けたもの。
最初は断ったが、何度か先生から依頼があり、2週間の研修生として受け入れを行うことに。
すると、その2人の少女のあまりに熱心な働く姿に、周りの社員が心を動かされ、大山さんに「私達が面倒をみるので、社員として採用してください。」と。
こうして正式に障害者雇用がスタートします。

そんな中、大山さんが疑問に思ったことがあります。

「障害者にとって、会社で働くということは、朝も早く、失敗すれば怒られ、厳しいこともある。それよりも、施設に入った方がいいんじゃないか。」と。

その疑問をあるお寺の住職さんに尋ねたところ、こう答えたそうです。

「人には4つの幸せがある。
 1つ、人に愛されること。
 2つ、人にほめられること。
 3つ、人の役に立つこと。
 4つ、人に必要とされること。
この中の愛されること以外の幸せは働くことによって得られる。」と。

私がこの番組の中で一番心に残った言葉です。

「幸せは働くことによって得られる。」

私たちは、働くということを普通のことのように考えていますが、働くことで幸せを得ているんです。

この働くことの3つの幸せ「人にほめられる」「人の役に立つ」「人に必要とされる」ことは、周囲の人がそのことを伝えることによって、その意識も高まります。
自分でその幸せを感じるとともに、周囲に対しても、積極的にそのことを発信したいものです。

仕事をしていて上手くいかない事があると、ついつい不満を言いたくなることもありますが、働けることは素晴らしいことです。
働けることに感謝。そして、働いてくれている人に感謝です。


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