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他者への貢献意欲

昨日のブログは「今日から10月」というタイルでしたが、新卒採用をしている会社では、昨日10月1日は内定式の日。


1年程前、東京のライブレボリューションという会社に訪問。理念を重視した企業文化でマスコミにも取り上げられる増永社長の考え方や人事制度について、色々とお話したことがありました。

その増永社長のブログを見ていたら、内定式や新卒採用の選考基準が次のように書かれていました。

『今期の採用で特にこだわったのは「物事を突き詰める力」と「他者への貢献意欲(利他主義)」です。

前者でいいますと、特に勉強面で高い成果を挙げ続けてきた人を採用しています。単なる試験に強いということだけでなく、実際の行動に落とし込み、高い成果を出し続ける「習慣」が身についている人を選びました。奇をてらったり、一発屋さんみたいだったりする人は当社に合いません。

また後者でいいますと「成長したい」という意志を持っていても、それが自分のために成長したいのか、他人のために成長したいのかで合否を分けています。今の若者は「成長したいと思っています(そのために会社で働いて、実力をつけます)」という人が本当に多いです。世の中不景気ですし、他人のことまで構ってられないのはわかります。

ところが、本来は成長を目的にしてはいけませんし、自分の生き残りのための手段にしてもなりません。あくまでお客様や会社の仲間により貢献するために成長する・実力をつけるといったスタンスであるべきです。

ですから、高い成果を出し続けてきた人であっても、それが自分のためにやっていたという人は採用しませんでした。あくまで、周りの人を幸せにしたい、周りの人に貢献したいという方に絞ったのです。』


「物事を突き詰める力」は他の会社の基準でも見かけるのですが、「他者への貢献意欲」を採用基準にする会社は少ない。

いろんな会社の人事評価基準を作成する中でも、「他者への貢献」でもお客様第一主義はあるのですが、ダイレクトに会社の仲間への貢献を重視する会社は少ない。
(協調性や部下育成、上司のサポートはありますが。)

会社の成長や生き残りを重視するあまり、成果を追い求め過ぎ、ギスギスした職場もあります。

どちらが先かという議論はありますが、会社で働く人が、その会社の仲間に貢献することを重視するというスタンスで仕事をすれば、感謝の文化も育ち、職場も楽しいものになります。それが、社員の会社への貢献意欲にも繋がり、引いては、会社の成長にも繋がっていきます。


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