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コーチングで大事なものを一言でいうと

最近、コーチングのセミナー・研修の仕事の割合が増えてきています。

昨日、ある経営者の方から

「コーチングで大事なものを一言で言うと何ですか?」

と質問されました。



通常は「気づき」です。



私は、別の言葉を言いました。

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コーチング、まずは信じる

コーチングは「コミュニケーションを通じて、相手に気付きを与え自発的な行動を促し、目標達成をサポートするシステム」と言われています。

そのためにいろんなスキルがあります。聞く、承認、質問、提案など。

どれも相手の能力を引き出すためには必要なスキルです。

本やセミナーで、コーチングスキルを学んでいる方も多いと思いますが、そのスキルを使う前提として、重要なのが、コーチする側のあり方です。

まずは相手を信じること。

例えば、質問で、「これについてどう思う?」って聞いても「どうせ分からんやろう」と思って聞くのと、「相手が答えを持っている」と信じて聞くのでは、全然変わってきます。


<部下を信じている場合>

上司  「これについてどう思う?」

部下  「・・・(沈黙)。わかりません。」

上司  「じゃあ、こういう角度から考えたら、どうかな?」

部下  「そうですね。それなら○○○」

と上司は部下にいろんな角度から質問し、答えを引き出そうとします。


<部下を信じてない場合>

上司  「これについてどう思う?」

部下  「・・・(沈黙)。わかりません。」

上司  「これも、わからんのか。お前はダメだな。」

部下  「・・・(沈黙)」

となり部下は自信喪失、または反発心が起きます。


部下を信じなくなった時点で、もう関係は終わりです。
思いは必ず、いつかは伝わります。

どんな人でも良いところや悪いところはあります。
問題はどこを見て、どこに可能性を見出すか。

どんなことでも、認められれば人は嬉しいものです。
まずは、相手を認め、信じることからです。


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石井慧選手とコーチ

1か月前にも報道はありましたが、北京五輪柔道100kg超級金メダリストの石井慧選手のプロ総合格闘技転向が正式に発表されました。

その記者会見の中で、「60億分の1の男になりたい」という言葉がありましたが、「60億分の1」はPRIDEファンにとっては、最強を示す言葉。
石井慧選手の総合格闘技にかける思いや人類最強を目指す強い意欲が伝わってきます。

石井慧選手とコーチ

そんな石井慧選手にもコーチがついていました。
コーチと言っても競技面でのコーチはもちろんですが、メンタル面でのコーチです。

このコーチは平本あきおコーチ。
これまで、30回以上のセッションで、石井慧選手を精神面からサポートしてきました。

その中で、こんな話があります。
以下は日経ビジネスから平本あきおコーチの記事の抜粋です。


『コーチングセッションの中で、石井選手に自分らしい柔道について聞くと、「いつも自分の中に3人の自分がいる」と答えたんですね。

1人目は、「自分らしい自分」。この状態の自分は、試合にも常に勝てている状態だったそうです。ところが、時々「飼い犬の自分」と「女々しい自分」が出てきてしまうというのです。「飼い犬の自分」の時は、精神的にどうしようもなく弱気になってしまう。「女々しい自分」に入っている時には、戦略を練りすぎてしまって、雑念が入りすぎて集中できないと悩んでいました。

では、どうしたか。石井選手には、それぞれの自分になりきってもらいました。そして、どんな心情なのかを、演じてもらったんですね。たとえば、「飼い犬の自分」なら「ああ、おれはいつもダメだなあ」とかね。そうやって心情を吐露していくうちに、自分を客観的に見ることができるようになりました。

すると、石井選手はこう言いました。「これ、全部自分自身のことです。自分らしい自分も、女々しい自分も、飼い犬の自分も自分だ」。
 
そして、2人の弱い自分を、石井選手自身がこう考えるようなりました。「女々しい自分ってもしかしたら、戦略を練って相手を研究している自分だから、『したたかな自分』なのではないか。「飼い犬の自分」だって、弱気の状態でも、どんなことがあっても耐える『辛抱強い自分』だ!」。
  
そうやって、自分の内面を見つめなおしてもらうと、石井選手は「これ、全部大事だ」というんですね。どれも自分であり、自分軸の「勝つ」ためには必要だと。ネガティブな自分は、消えていました。

すると、石井選手の試合が見違えるように変わりました。伸び伸びと柔道をするようになったんですね。例えば、辛抱強い自分の時は、耐えて耐えて最後に逆転する戦い方ができる自分になりました。スタミナ自慢の石井選手は、試合開始後3分を過ぎたあたりから実力を発揮するのが強みです。3分過ぎからの時間帯を「石井ちゃんタイム」と呼んで戦えるようになったのは、精神面での変化が大きかったのかも知れません。』


自分を客観視するのは難しいことですが、コーチングにより自分の内面に問い掛け、自分自身を見つめなおす。それにより、新たな自分を発見する。
自分を強くする秘訣、コーチングにありですね。


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聞き方がコーチング

先日、ホームページから問い合わせがありました。
問い合せしたのは、ある会社の人事担当者からです。

問合せの内容を読むと私のことを知っている様子。
私も名前に見覚えがあり、高校の卒業アルバムを見ると、間違いない、高校の同級生。

聞いてみると、その会社に勤める別の同級生が、たまたま「嘉穂高校」(私の出身高校)で検索し、このブログを発見。
そして、その彼が同じ高校出身の同級生である人事担当者に連絡し、問い合わせにつながる。


本日訪問。

20年振りの再会で懐かしい。昔話に花が咲きました。
話をしてみると、この会社でもコーチングの研修が行なわれているようでした。


コーチングもアメリカから日本に入って10年。今は多くの会社でコーチングの研修が取り入れられています。

コーチングとは、「承認や質問などのコミュニケーションを通じて、相手に気付きを与え自発的な行動を促し、目標達成をサポートするシステム」です。

最近、コーチングについて一番大事だと思うことは、「コーチ自身のあり方」です。

コーチとしてのあり方とは、コーチがコーチとして自分自身を磨き高めること。そして、クライアントを信じること。

そして、コーチングを定義すると「自らが変わることにより、相手が変わること。」

以前は、自分は自分。他人は他人。他の人にいろんな望みを抱いても、変わってもらうことは難しいと感じていました。

その後、私自身コーチングを学び、自分が変われば、相手も変わるっていうことに気付きました。これは、スキルではなく、考え方です。

まず、自分が変わる。
相手を信じ、心を開く。相手の話を聞く。そこから始まります。
人は信頼されたり、話を聞いてもらうと嬉しいものです。
聞く時も大事なことは相手の気持ちになって聞くということ。
どんな言葉でも、否定せず、一度は受け止めること。

そして、そのコミュニケーションを効果的にする手段として、聞くスキルだったり、承認するスキル、質問するスキルがあります。


その同級生との別れ際、「聞き方がコーチングになっていたね。」と言われました。
自分では意識していなかったのですが、褒め言葉として受け取っておきます。



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職場もご機嫌!ホメヂカラ

先日、NHK教育テレビの「会社の星」という番組を見ました。
先週のテーマは「職場もご機嫌!ホメヂカラ」。

ほめられるって、誰でも嬉しいもの。
でも、それがなかなか上手く言えない人もいる。
会社の星 職場もご機嫌!ホメヂカラ

番組では、お世辞と思われるのが嫌という理由で上手く言えない人が出演。
その人が仕切る職場の様子を見ると、失敗してもフォローもなく、なんだか暗い。

逆に、ほめ達人の営業の様子を見ると、これでもかというぐらいほめちぎる。
その言葉の中身を見てみると、やっぱり相手をよく観察している。
例えば、部屋の写真、相手のシャツ、また、その着方、仕事の姿勢。

言う方も、言われた方も自然と笑顔が。雰囲気も明るい。
結果、仕事も上手くいく。

番組では、いくつかのほめるポイントを紹介。

・行動をほめる
「○○さん、ごみ拾ってさすがですね。」など具体的行動をほめる。

・未来をほめる
「○○さんは、絶対店長になるよ。」など誰も見えぬ未来をほめる。

・ほめた後に質問を投げかける
「○○さんって行動力ありますね。それって昔からですか?」

・客観的にほめる
「よく人から気が利くって言われませんか?」

・ほめる前に「ポロッ」と一言とつぶやく
「すげー」とつぶやいて「この企画いいですね!」

また、「感謝メール」「サンクスカード」など会社でほめることを仕組化している事例も紹介。

「ほめる」ことは、相手に「私はあなたを認めている」と伝えること。

部下を指導する場合も、まず、ほめてからアドバイスすると、受け取り方が変わってくる。
そうすると、部下からの報告、連絡、相談も増え、コミュニケーションも活発になり、組織も活性化します。


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篤姫での言葉「人は心で動かすもの」

昨日、NHK大河ドラマ「篤姫」を見ていたら、心に残る言葉がありました。

勝麟太郎(海舟)の「人は力で動かすものではない。心で動かすものです。」という言葉です。
これは、薩摩が幕府の老中に勅命を受け入れさせるために、脅しを使ったことに対しての言葉。

篤姫

この脅しを考えたのは島津久光に命を受けた大久保一蔵(利通)で、この脅しに対しての大久保の言葉は「鬼にならないといけない時もある。」というもの。


私も以前、組織の上にポジションにいて、思うようにならない時、その職位を基に指示に従わせようとしたこともありました。
それだと、その指示する内容が仮に正しくても、力で抑えようしているので、それが部下の想いと重ならない時は、反発しか呼び起しません。

時間は掛かるかもしれませんが、相手の気持ちになり、納得するまで話し合えば、その信頼関係の基に物事はスムーズに流れます。

スタンスで伝えることが大事です。職位という力ではなく、同じビジョンをめざしていこうという気持ちを伝えることがポイントです。


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コーチ 平井伯昌

今、日本で一番有名なコーチと言えば北島康介選手を育てた「平井伯昌」コーチ。

今週のNHK「プロフェッショナル」では、北京五輪スペシャルとして「競泳コーチ 平井伯昌」が放送された。

北島康介選手を育てた平井伯昌コーチ

この放送では、平井伯昌コーチを「プロフェッショナル」のいくつかの観点で解説。


「ワンポイントで伝える」…一度にいくつものことを気にしながら泳ぐことはできない。なので、その時に最適な言葉一つで伝える。

「選手の一歩前を歩く」…選手は様々なプレッシャーの中で戦っている。選手と同じ目線も大事だが、コーチは一歩前を行き精神的にも選手をリードしていく。

「精神は体で鍛える」…オリンピックは世界最高峰の舞台。精神的にも重圧がかかる。それを補うのは、それまでの選手自身のやってきた練習。極限までの練習で、精神力を鍛える。


どれも納得。
そして、この放送でコーチとしての基本的なあり方を再確認。


「選手をよく見ている」
…常に選手をよく見ている。練習内容も直前まで決めず、その選手の状態をみて最適な練習を決める。また、放送であったのが、中村礼子選手の背泳ぎのスタートのバーの握り方一つで、先週の心理状態を見抜きアドバイスするシーン。

「信頼関係」
…選手をよく見、その時に応じたコーチの最高の言葉でアドバイス。選手もコーチに全幅の信頼を寄せる。もちろん、その前にコーチが選手の可能性を信じる。ここからスタート。そして、最高の信頼関係が築けている。

「すべてをコーチ自身の責任としている」
…平井伯昌コーチがコーチとなって15年。素晴らしい成果をだしているが、当然失敗もある。選手が結果を出せなかった時も、すべてコーチ自身のコーチとしてのあり方や指導・アドバイスに問題があったと考えている。8年前、シドニー五輪で北島康介選手が予選落ちした時も、「すまない俺のせいだ。」と。
この姿勢が、コーチ自身の力となり、選手との更なる信頼関係の構築にも繋がる。


平井伯昌コーチは競泳のコーチだが、このあり方はコーチ全てに共通する。

また、コーチと選手は、上司と部下、教師と生徒、親と子、医師と患者、営業マンとお客様等にも例えられる。

平井伯昌コーチ、素晴らしいです。


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ワールド・カフェ

昨日は日本コーチ協会福岡支部の勉強会。
テーマは「ワールド・カフェでコーチングを語ろう」

ワールド・カフェとは、「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考え方に基づいた話し合いの手法。

簡単に言うと、会議よりもその後の飲み会の方が、自由な雰囲気でいいアイデアが出ることがある。そんな感じで会議を行うやり方。

昨日は、4、5人のグループを4つ作り、それぞれのテーブルにはお菓子や飲み物を用意。それを自由に食べながら、テーマに沿って自由に発言。その後、席変えを行い、それぞれが次のテーブルで前のグループでの出た話を共有。そして、また、そこでテーマに沿って自由に発言。

それを繰り返すと、少人数のグループで自分の意見を自由に言いながら、全グループの話の内容も把握でき、テーマに沿った議論が深まる。楽しくかつ有意義な話し合い。


昨日のテーマはコーチング。参加者の多くがコーチだったので、コーチングというよりも、コーチとしての話にシフト。

そこで感じたのは、流石はコーチ。
自分自身のあり方、自己基盤をしっかり持ち、自分を更に磨こうということに。

コーチはクライアントの能力を引き出し、目標達成に向けてサポートする存在。
そのためには、自分自身がしっかりとした軸を持ち、それを体現することです。
  

ガリレオはCタイプ

昨日は私がコーチングを学んだアニメートエンタープライズでコーチングラボラトリーに参加。

テーマは「DiSC(ディスク)」。

これは、人を4つのタイプに分類し、相手のタイプの特徴を理解し、相手に合わせたコミュニケーションを学ぶものです。

D は主導型、i は感化型、S は安定型、C は慎重・分析型です。

研修の中でDVDで各タイプの人が話をしている様子を見たのですが、Cタイプの人を見てすぐ頭に浮かんだのが「ガリレオ」。

昨年、秋の月9ドラマで、福山雅治演じるガリレオこと湯川学教授が典型的なCタイプ。
物事を冷静に的確に分析し、感情は無駄なもの、必要なのは事実のみという性格。

柴咲コウ演じる内海薫刑事は、そのCタイプの思考回路が理解できず、時々衝突するというもの。
ここで、柴咲コウ演じる内海薫刑事がDiSC を理解していたらと考えると面白い。

研修ではタイプ別に分かれ、グループワークや相手のタイプに応じたコーチングのロールプレイを行う。

そんな研修を終え、帰ろうとし自転車に乗ると、後ろのタイヤの空気が抜けているような。
・・・やっぱり空気が抜けている。

タイヤをよく見てみると、なんと画びょうが刺さっている。
パンクです。誰かのいたずらか。

仕方なく自転車を押しながら歩き、最終的に妻に車で迎えに来てもらい家に帰りました。
  

絵でフィードバック

昨日は日本コーチ協会福岡支部の勉強会。
テーマは色彩心理とコミュニケーション。

色についてのセミナーの後はペアを組んでのワーク。
テーマは「色彩に関する思い出・思うこと」。

通常のコーチングとは、少し異なり一人が話し、もう一人は傾聴のみ。

そして、お互いの話が終わると聞いた内容を色彩を使ってビジュアル化するもの。
色に注意し絵を描く、そして、それで相手の話をフィードバッにするもの。

私がペアを組んだ方はカラーコーディネーターで、色彩に関する知識は豊富。
そして、書いてもらった絵はこれです。

私の好きな色は「赤」で情熱を表した色です。
そんな色の服を着て、暖かさと優しさ、そして、左でガッツを書いてくれています。
ありがとうございます。

コーチングでのフィードバックは言葉で行いますが、絵でフィードバックするのも楽しいですね。私も相手の方から連想する、優しく明るく楽しい絵を楽しみながら描きました。
  

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